有気音と無気音-ネパール語表記(デバナガリ文字)
ネパール語には有気音と無気音が存在します。
日本語にこの違いはありません。
どちらかというと、すべて無気音です。
この有気音というのは、息が強く口から出る音の事です。
たとえば、「ख」、「छ」、「ठ」、「थ」、「फ」です。
一覧表を見ると良くわかりますが、
有気音と無気音、発音表記がよく似ています。しかし、有気音にはhが間に含まれています。
実際の発音は感覚的に言うと、
・無気音は発音点が歯と唇の間ぐらいにある日本語の標準的な音です。
・有気音は発音点が唇から30cmくらい前にあると思ってください
有気音の練習は、細く破ったティッシュペーパーを顔の少し前に垂らして、発音した時に大きく揺れたらOK。
といっても、息を吐きだすだけだと、声が大きくなるだけです。
音は実際、のどや口の中が共鳴して音を発しているわけですが、
その音を発している位置を、ずっと前に持っていくという感じです。
日本語にない発音なので、慣れるまでそうとう意識しないと身に着きません。
単語の発音時には、ネパールの語のスペリングを思い出して、発音してください。
できる限り、ネパール人の発音に似せて発音するのもミソです。
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