これ、いくらですか?

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買い物に行くとき、もうちょっとネパール人ぽくしたいと思ったことはありませんか?

ネパールの人は優しいので、良く知っているお店でぼったくられることはあまりありません。
でも一見さんだと、特に相手が自転車で打ち歩いているインド系の人なら気を付けましょう。
客が自分一人だと、ぼったくられますよ。
いくらマスクで顔を隠しても、話し方で外国人ってわかってしまいますから。

じゃぁ、どうすればネパール人ぽいか?

ひとつは、短い文章で言う事。
「みかんありますか?1キロいくらです。」ではなく、「みかんいくら?」くらいの感じで。

しかし、もう一つ言い方が違うのに気が付いておられましたか?

「みかん1キロいくらですか?」は、どう言いますか?
「सुन्तला एक किलो कति हो ?」suntalaa ek kilo kati ho ?
 と、言っていませんか?
ネパリはこう言います。
「सुन्तला किलोको कसरि ?」suntalaa kiloko kasari ?

まず、「1キロで」ではなく、「キロで」という聞き方になります。
500gいくらなのか?2キロいくらなのか?
そんな計算はしません。
キロ単位の値段を聞いて、値段交渉するならして、それから買う量を伝えます。

そして、「どのくらい」を表す「कति」katiではなく、「どのように」を表す「कसरि」kasariを使います。

この言い方はどちらも、間違いではありませんよ。
でも、主に値段が変動するものには「कसरि」kasariを使います。
値段が、Fixedつまり固定の物に関しては「कति」katiを使います。

もちろん、固定の値段の物でも、値段交渉は可能です。
ただ、毎日仕入れ値が変わるわけではありません。

ということで、仕入れ値が頻繁に変わるものは「कसरि」kasariを使ってみましょう。