プリペイド携帯のリチャージ方法-Ncell&NTC-
- 2019.09.24
- 生活
ネパールに着たらネパールのSIMを買いましょう。総務省のSIMフリー化への圧力もあって、現在ではSIMフリー端末を海外旅行に向けて準備するのは簡単です。特にネパールは海外対応のWi-Fiは対応していない場合が多いし、現地のものの方がデータ通信料などが絶対安いからです。
ネパールは基本インターネットが遅いです。ホテルのWi-Fiなど使用すると遅くてやっていられないと思います。もちろん、レストランのWi-Fiもです。しかし、携帯電話の回線からのモバイルインターネットであれば比較的高速で通信することができます。
もちろん、通話する方もおられるかもしれませんが、基本はインターネット用途が多いのではないでしょうか。そうなると、気になるのがリチャージです。ネパールは一般的なSIMカードはプリペイドです。購入時には50ルピーくらい残高(バランス)があるものがおおいですが、データパックを購入するには足りませんよね。安いものでも150ルピーから高くて1000ルピー近いパックを購入されると思います。
一昔前はリチャージと言えば、リチャージカードでした。でも、今は色々なリチャージ方法があります。というか、リチャージカードを置かない店が増えています。なので、他のリチャージ方法も含めて、ご紹介します。
1.リチャージカードを使う
リチャージカードは一番古い方法です。日用品店にリチャージカードが売っているので、NcellやNTC(Namase)のリチャージカードを購入します。
種類は、50ルピー、100ルピー、200ルピー、500ルピー、1000ルピーです。基本的に100ルピーまでしか置いていないことが多いです。値段の高いものを見つけたら私は買いだめします。
NcellもNTCも同じで、裏面に銀色のところがあるので、そこをコインなどで優しく剥がします。その部分に書いてあるPINコードを使ってリチャージします。
Ncellの場合、Ncellアプリ(iOSもAndroidも対応)からリチャージできます。自分(Self)にも、他人にもリチャージ可能です。また、電話番号の入力画面からも可能です。「*102*」のあとに続けてPINコード、最後に「#」を入力して発信でリチャージできます。90012番へPINコードを書いたSMSを送信することでも可能です。
NTCの場合、NepalTelecomアプリ(iOSもAndroidも対応)からリチャージできます。こちらは、会員登録が必要なので、少し面倒です。また、電話番号の入力画面からも可能です。「*412*」のあとに続けてPINコード、最後に「#」を入力して発信でリチャージできます。
ちなみに、リチャージカードには有効期限があって、切れると使えなくなります。その場合は、オフィスに行ってお願いすれば交換してもらえます。でも、大抵は「これはもう古いから無効だ」とか言って断られます。その場合、多少口喧嘩をする必要があります。
2.モバイルパサルでトランスファーしてもらう
トランスファーは転送という意味ですが、残高(バランス)から金額を指定して他人に送る行為を言います。つまり、代行リチャージしてもらうという事です。
まず、携帯電話屋(モバイルパサル)を探します。そして、「エヌセルコ トランスファー ガリディノス」というと、電話番号と金額を聞かれます。そして、お金を払えばしてくれます。リチャージが完了したらSMSが届くので、しっかり確認しましょう。
モバイルパサルの人が自分の携帯のバランスからトランスファーしてくれる場合もありますが、大抵はE-Sewa(ネパールのオンライン支払システム)から購入して、電話番号指定で送ってくれます。
3.リチャージマシンを使う
写真の赤い機械がリチャージマシンです。正しくは、オンライン決済自動販売機ですね。結構な確率で電源が入っていないか、画面が壊れたりしているのでが、使える事もあります。
ネパールの紙幣は汚いというか、みんなグチャグチャにしてポケットに入れます。そのため、破れていたり、洗ってしまって縮んでいたすることが多いです。でも、比較的きれいなお札を入れると使えます。何ルピー札が使えるか分かりませんが、試した時は50ルピー札は使用できました。
このように画面が表示されていれば、使うことができます。多分。。。インターネット回線がつながっていなければ、どうなるか分かりませんが(^^;)
まず、1番のMobileを選択します。そうすると、キャリアの選択画面になるので、NcellまたはNTC-Prepaidを選択します。次に、自分の電話番号を入力しNextボタンを押します。そして、お札を投入し、金額を確認してPayボタンを押します。
レシートを印刷するか聞いてきます。リチャージはこの時点で完了しているので、すぐにSMSが届くと思います。
ちなみに、この機械はインターネット料金の支払い、電話料金の支払いなども行えます。電話料金の支払いはオフィスが開いている時間のみで、朝は10時半以降らしいです。
4.キャリアのオフィスに行って支払う
これは、基本ないと思うのですが、高額支払いをお支払いの場合は、そういう方法もあります。
Ncellの場合は、NcellCentreが市内各所にありますので、そこで支払う事が可能です。また、ラリトプルつまりパタンでは、プルチョークの北側のハラハリバワンのぺトロールポンプ(ガソリンスタンド)の横にNcellのモバイル担当のオフィスがあります。廃工場みたいですが、そのなかで支払いができます。
NTCのオフィスはパタンのジャワラケルにあります。裏口から入ってすぐの右側のビルの1回で支払うことができます。カトマンズの場合は、スンダラ(地震で崩れた元ダラハラ、ビムセンタワーが立っていたところ)にNepalTelecomのオフィスがありますので、その1階でも支払いが可能です。
日本の場合は基本ポストペイ(後払い)なので、電話料金を気にすることがありませんが、プリペイドは残高がなくなって電話が切れるという事もあります。データパックを使い切ると、残高からパック未適用の高額料金で残高からインターネット代をひかれ、インターネットがつながらないと思ったら残高0ルピーなんてこともあります。個人的には300ルピーくらいはいつも残高キープしています。
皆さんもネパールで楽しいプリペイドリチャージライフをお楽しみください。
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