電気屋には欠かせない(?)コーヒー豆

電気屋には欠かせない(?)コーヒー豆

いつも電気の話題では面白くないので、コーヒーの話題を。

ネパールにはおいしいものがそんなにたくさんありません。
おいしいけど、その内飽きてしまうのです。

でも、いまだに飽きていないものの一つがコーヒーです。
ネパール人はコーヒーが苦手です。
好きな人でもものすごく薄いものを飲みます。
でも、お金持ちだったり、外国人とよく付き合っている人は、コーヒーに慣れてきます。
そうすると、苦さに慣れて病みつきになるんですね。

日本より安いとはいえ、ネパールでもコーヒーはとても高価です。
普通のチヤパサルでは、ネスカフェのインスタントが出されます。
豆からのドリップ、エスプレッソなどですと一杯100ルピーから250ルピーくらい。

自分で抽出するなら安いのですが、ネパール価格からしたらとっても高い。
最近ですと、250グラムで400-500ルピーくらいします。
いろいろと美味しいものはありますが、高いのです。

その中でも値段と味のバランスが取れた標準的なコーヒーがブッダオーガニックコーヒーです。

バトバティーニをはじめとするデパートメントストアで良く売られています。
100グラム、250グラム、500グラムなどあり、豆も挽いたものも売っています。
現在の流通価格は500gで750ルピーです。
ネパールで手に入るコーヒーの中では、なかなか美味しく、しかも安い。
でも、高いですよね。
実はこのコーヒー、工場で直に買えます。
カトマンズのカランキ近くに工場があります。
しかも、ホールセール価格で500gが600ルピー。
スーパーで売っているものとしてはダークロースト、ミディアムローストがあります。
が、実はカトマンズのいくつかのレストランに卸しているのは、その中間のローストです。
日本人的にティッカ(ちょうどいい)のは、このローストかと思います。
私は、ダークとミディアムを混ぜて使っています。
で、購入に行く2日ほど前に頼んておけば、準備してくれます。
もちろん、ダークとミディアムならその場で購入できます。
私は常連になってしまったので、コーヒーまでごちそうしてくれます。。。
ちなみに、生豆も買えますが、こちらは1kgで1000ルピーだったはず。
さて、お待ちかねの場所の情報です。
GoogleMapのGPSでは、27.689061,85.279949 です。
カランキ手前のバルク方面の橋の手前から入ると一本の道で行けます。
地図も載せておきます。
しかし、この情報だけでたどり着ける人は少ないでしょう。
なぜなら、サインボードも工場感もゼロだからです。
私も友人に紹介されて最初に行ったときは、30分ほど迷いましたが見つけられず、工場の向かいのおじさんに聞いてやっと発見できました。
しかし、近所の人に聞いてもほとんどが知らないといいます。
ちなみに、工場ができてからもう10年近くやってるそうですが、
十分商売できており、お客もついてるので、今後もサインボードはつけないとのこと。
ヒントの写真を載せておきます。
この正面の家がオーナーの家であり、1階が工場です。
普通に黒い門の中に入って、1階のドアを開けて人を呼べば買うことができます。
ある程度の量であれば、ローストの具合も指定できるとのこと。
今はカランキの立体交差の工事のせいで、ものすごい渋滞ですので通行には注意しましょう。
もちろん、領収書も発行してくれます。
カトマンズ盆地の方は、気が向いたら行ってみてください。